日本で報道されることがほとんどないようですが、カリフォルニアの山火事が2週間以上経って、ようやく鎮火されたようです。

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消失面積が東京23区に相当するとのことで、その被害が甚大であったことが分かります。

こうした自然災害では人的被害がクローズアップされますが、人間と同様に動物や植物などの生態系も大きく崩れています。

もし明日、植物が消え去ったら、人間の生活は数週間もたないだろう。いや、もしかすると数カ月はもつかも知れないが、それ以上は無理だ。あっという間に、高等動物は地球上から姿を消してしまう。反対に、私たち動物が消えたら植物はこれまで動物に奪われた領土を、わずか数年で取り戻すに違いない。さらに一世紀も経てば、人類数千年の文明の痕跡は、植物によって完全に覆いつくされてしまうだろう。この説明だけで、生物学の観点から植物と人間のどちらが重要なのか、すぐ分かるはずだ。

ステファノ・マンクーゾ

「対岸の火事」のように思えてしまいますが、ここ最近の異常気象も、「そろそろ限界だよ」という地球の声のような気がしています。

(参考)最悪の山火事は、いかにカリフォルニアを襲ったか