来室する多くの人が病院で処方されている薬、または市販薬を服用しています。
薬は効果を発揮することもあれば、そうでないこともあります。
一番大事なのは、言われるまま服用するのではなく、自分のからだの声に耳を傾けて、その薬が必要か、そうでないかを自身で判断することではないでしょうか。
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先日、G7加盟国として初めて、カナダで大麻が全面解禁となりました。
「大麻=麻薬」という固定観念が日本では根強いですが、大麻に関するデータを見ると、固定観念で物事を判断するのは危険だと感じます。
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米国疾病管理センターCDC によると大麻の過剰投与での死者は 0人。
2014年の統計では、米国内での一般的な医薬品の使用での死者は 25,760人。
これはコカインやヘロインなどによる死亡者を 8,000人ほど上回っている数です。
また、ある研究では大麻はアルコールに比べると 114分の1 しか害がないとも言われています。
効果の観点からみても、大麻はガン細胞を縮小させ、認知症やてんかんなどの治療に効果を発揮する成分が含まれているという研究結果もあります。
更に世界保健機構(WHO)の報告書には「大麻に関するさらなる疫学的研究と応用研究が明らかに必要」との見解も示されています。
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危ない薬やアルコールが普通に使用され続けているのに、それと比較して安全な大麻は頭ごなしに否定され続けている・・・。不思議ですよね。
医療用大麻にも数千種類があり、その全てが病気に対して効果を発揮するといえば、そうでもないと思います。
ただ、もっと公正に、そして、必要としている人の観点から評価し、導入される。そんな世の中になればと感じるわけです。はい。