「自然の中で深呼吸」
すごい簡単なことですが、あえて、そういう時間を設けている人は、ほとんどいないようです。
ちょっとしたことですが、日常の一コマにこうした時間を入れるだけで、人生をより良く過ごすことができます。
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「森林セラピー」がある隣国の韓国での研究を紹介します。
高齢の女性に「森」と「都市部」の散歩をしてもらいました。
その結果、森を散歩した人たちは血圧、肺活量、動脈の弾力が改善したのに対して、都市部の人たちはそうした変化はみらわれませんでした。
韓国ではリハビリテーションの 1つとして森林セラピーを導入するケースも増えていて、今後も増やしていく計画があるようです。
素晴らしい取り組みですね。
呼吸の調節はヨガでも軸となり、瞑想や認知行動療法といった現代の「科学的根拠に基づく医療」でも重視されています。
呼吸を通して自律神経の警報システムを調節することができるので、自律神経を安定させるために薬を服用するより、何倍も安全で持続的な効果が期待できます。
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木々に囲まれる中で深呼吸するのと、自然の中で深呼吸するのでは、取り込まれる酸素の「質」が違います。
木々が生い茂る環境は樹木がフィルターの役割を果たしてくれているので、他の場所より空気が澄んでいます。
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人は自然の素材からできています。
思っている以上に、人は自然から恩恵を受けているのです。
ただ、その恩恵を受けるにあたってアンテナが鈍っているだけ。
からだが不調になると視野が狭くなってしまいます。
そして、外出するという行動が億劫になってしまいます。
でも、そんな時に、頭で余計なことを考えないで、まずは自然を感じるところに行ってみることから始めてみてはどうでしょうか?
そして、自然の中で大きく深呼吸。
澄んだ空気を取り入れると心身ともに満たされます。