コロナウィルスの第7波がピークを迎えています。来室される方のご家族など周りでもコロナウィルスに罹患した、また、ご自身が罹患してしまったという話を耳にするようになりました。
メディアはセンセーショナルに感染者数を報道していますが客観的にデータを見ると、ようやくインフルエンザに近いレベルまで落ち着いてきたように感じています。
このようなウィルスの特性として感染率が高くなり(感染力↑)、重症化率が低下(毒性↓)する傾向があります。ですので、第7波が終息して第8波がきた時もジタバタせずに冷静にデータを読み解く必要があると思っています。
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前置きがが長くなりましたが本題に。
コロナウィルスに罹患後、またワクチン接種後に後遺症(副反応)なのか不調に悩む方からの相談が増えています。
症状も多岐に渡ります。突発的な関節痛や腰痛。倦怠感。めまいや頭痛など。レアなケースになりますが転倒により腕の外科手術を行った方がワクチン接種後から原因不明の内出血が腕全体に広がったというような事例もありました。
偶然にタイミングが一致しただけの可能性も0ではありませんが、何らかの相関関係はあるのでは・・・とは思っています。
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これら不調に悩まされている方の身体を診させていただく中で特に注視しているのが胸腺(きょうせん)と迷走神経(めいそうしんけい)です。
胸腺は免疫系で重要な役割があります。そして、迷走神経は自律神経の副交感神経系の中心となる神経です。また、胸腺は迷走神経と相互関係があります。この胸腺と迷走神経の機能不全が先に挙げた諸症状に影響していることが多いように感じています。
からだの機能が低下すると、その影響で組織の形が変化するという考えがオステオパシーにあります。
ワクチンやウィルスによって胸腺が過活動→胸腺の機能低下→胸腺が萎縮・・・というような感じです。
視点を変えて説明すると、胸腺や迷走神経の機能低下に関係している組織にアプローチすることによって低下している機能が改善していく(症状の改善に繫がる)ことが期待できます。
かなりザックリと書きましたが、西洋医学とは異なる視点でアプローチしています。既存の治療では改善が乏しい場合など、お力になれることもあるかと思いますので遠慮なくご相談ください。