生理免疫機能 – 女性がワクチン接種を行うタイミング

オミクロン株の市中感染が報告されています。日本でも3回目のワクチン接種が行われると思います。

免疫が弱くなっている時にワクチン接種を行うことのリスクについて最近の研究を絡めて紹介します。

貧血状態が免疫に多大な影響を与えている

Frontiers in Immunology に掲載されたアルバータ大学の研究で女性は男性と比較して免疫機能に大きな影響を受けていることが報告されました。

通常、新しく作られた赤血球は骨髄の中で十分に成熟されて血液の中に入ります。

しかしながら、妊婦や新生児、がん患者など赤血球が未熟なまま血流に入ることがあります。

そして、今回の研究で上記以外に生理後に未熟な赤血球の数が大幅に増加していることが報告されました。

研究チームは、この未熟な赤血球が感染症、がん、自己免疫疾患、ワクチンの効果などに影響を与えている可能性があるとも報告しています。

生理前後のワクチン接種はリスクが高い

女性は男性と比較してひと月のうち10〜25% 程度、生理で血液を失っています。

一般的に男性よりも女性の方が血流中に未熟な赤血球が多く見られ、その未熟な赤血球が免疫機能を抑制してしまうことも研究報告の中で示唆されています。

オミクロン株は感染力が強いようなので市中感染が確認されていることから今後感染者数の増加とともに3回目のワクチン接種について、より具体的な話が行われることが予想されます。

生理中にワクチン接種を行ったところ急に生理が止まってしまったという20代の女性の方がいました。それ以外にもワクチン接種をきっかけに自律神経系にトラブルを起こしてしまった方も診てきました。

ワクチンによる身体への影響は分からないことが多く、今後データに基づいて研究・報告が行われていくと思われます。

生理周期を見てワクチン接種を行うなど工夫をすることでワクチンの副反応軽減、効果など期待できるのではないかと思います。生理限らずご自身の体調や身体リズムなどを考慮した上で接種スケジュールを組むといいかも知れませんね。